島根の環境あれこれ(2)

中海
島根県と鳥取県にまたがる汽水湖で、宍道湖〜大橋川〜中海〜境水道〜日本海とつながっています。中海は日本で5番目に大きな湖です。中海の中央には、大根島があります。
宍道湖と同様に汽水湖で、シジミやスズキなどが生息しています。その特徴的な環境は、生物の多様性や物質循環など、環境共生科学科での様々な研究対象になっています。

大根島のボタン
大根島は中海に浮かぶ島で、西は道路を兼ねた堤防、東は江島大橋で結ばれています。ボタンや雲州人参(高麗人参)の栽培が盛んに行われています。
環境共生科学科では、ボタンや雲州人参(高麗人参)について、農林生産学科の教員をはじめ、研究プロジェクトを行なっています。また、大根島は火山島であり、溶岩洞窟内の昆虫層についても研究を行なってきました。

斐川町の菜の花畑
菜の花が、休耕田一面に咲いている景色は圧巻です。
菜の花には、花粉や花蜜を求めて、多くの昆虫が集まってきます。

三刀屋河川敷の黄緑色の桜(御衣黄)
ソメイヨシノの桜の花期が終わる頃、花弁が黄緑色をした桜(御衣黄)が満開になりました。三刀屋河川敷は、一つの場所で二度楽しめる、お花見スポットです。
桜の栽培品種のひとつで、花弁が白〜緑色をしている珍しい桜です。