環境共生科学基礎セミナー

宍道湖湖岸・ゴビウスや、志津見ダム、三瓶演習林で様々な実習を行いました。
宍道湖西岸のグリーンパーク前を見学しました。ここでは他の場所とは 違った景観(護岸、水辺、植生)が見られます。エコトーン(移行帯)を 観察し、宍道湖の汽水域生態系について考えました。
三瓶山周辺に分布する黒ボク土について概説しました。火山灰由来の黒ボク土はアルミニウムの活性が高く,リン酸を強く吸着することが知られています。そこで,現地にてリン酸吸着能をパックテストによって評価しました。化学肥料が無い時代には生産性の低い土壌であったこと,水質浄化にとってはリンを除去してくれることなどを解説しました。