研究分野
環境共生科学科の教員は、いずれかの研究分野に所属します。各研究分野の詳細については、下記のメニューボタンをクリックしてください。
植物環境工学
概要
栽培環境の光に関する技術開発を行っています。
担当教員
谷野 章 教授
主な授業科目
植物環境工学
環境資源工学実習
主な研究テーマ
- 植物環境フォトニクス

半透過型太陽電池の栽培への応用

植物照射用LED光源の開発
環境毒性学・代謝活性学
概要
多環芳香族炭化水素(PAH)の環境動態と毒性化(活性体への変換)に関する研究を行っています。 今後,PAHの同族体への変換過程における微生物と溶存有機物の役割を調べる予定です。そのために、環境中でPAHを検出できる新しい抽出手順および分析技術の開発を行なっています。
担当教員
長門 豪 准教授
主な授業科目
実用分析化学
環境汚染化学
主な研究テーマ
- 多環芳香族炭化水素類の化学変化・代謝活性化と環境動態

多環芳香族炭化水素同族体の単離のための固相抽出用吸引マニホールド

多環式芳香族炭化水素は有害な同族体に変換される
環境情報計測学
概要
本研究室では、地表面付近における気象や生物に関わる環境現象の物理的メカニズムの解明を目指し、観測機材や環境計測技術の開発を行っています。特に、飛砂現象に着目し、その制御に向けた技術の開発を進めており、UAVやLiDARを活用した土壌侵食の高精度モニタリング手法も構築しています。また、ドローンやGPRを用いた作物のフェノタイピング技術の開発にも取り組んでおり、環境物理学の知見を農業や環境保全など多分野へ応用することを目指しています。
担当教員
劉 佳啓 准教授
主な授業科目
応用数学Ⅰ
物理学
主な研究テーマ
-
飛砂現象の解明と制御技術の開発
-
UAV写真測量・LiDAR測量による土壌侵食モニタリング手法の開発
-
作物フェノタイピング技術の開発

特許化した無指向飛砂量計測装置の設置例(モンゴル・ホルト)

UAV写真測量による鳥取砂丘の
地形変化モニタリング
生物環境制御工学
概要
環境制御は温室作物の収量と品質を向上させる有効な技術ですが、設備の運転には、燃料や電力が大量に使用されます。省エネルギー化の視点から、太陽光発電や電気工学を利用した環境制御システムの開発について研究しています。
担当教員
李 治 助教
主な授業科目
情報科学
統計学
生物環境ロボティクス
主な研究テーマ
- 半透過型太陽電池を利用した温室自動遮光システムの開発

作成したモーター制御回路

半透過型太陽電池を利用した
温室自動遮光システム